JDX 日本デジタルトランスフォーメーション推進協会 AIコーディネータ認定制度

JDXの新しい認定制度

AIコーディネータ 認定制度、始動

「形だけのDX」から脱却する。
経営課題の理解から現場への定着まで、AIと人の協働に伴走する専門人材を、
JDXが育成・認定します。

構想発表(発表済み)
2026年7月22日(水)
日本DX大賞2026サミット&アワード
制度詳細・第一期認定者 発表
2026年11月12日(木)
日本AI大賞(AI & Security Summit 2026内)

制度創設の背景

AI導入を「形だけのDX」で
終わらせないために。

生成AIをはじめとする技術の進化で、「AIトランスフォーメーション(AX)」の時代が到来しています。 しかし多くの企業や自治体では、AIツールを導入したものの活用が定着せず、 「形だけのDX」に陥るケースが起きています。

背景にあるのは、自律的に判断し生成するAIを、従来のITシステムと同じ感覚で 導入しようとしていること。AIには、技術の導入とは別に「人と組織の側の設計」が必要です。

現場で起きていること

  • 「一部の従業員しか使いこなせていない」 ツールは入れたが、活用が広がらない
  • 「現場の抵抗にあって定着しない」 業務が変わることへの不安が先に立つ

AIの社会実装で問われるのは、技術的な専門性だけではありません。
人間の役割をどう再定義し、組織文化をどう変え、未知のリスクにどう向き合うか。

この「人と組織の側の設計」を担える人材が、まだ足りていません。

AIコーディネータとは

経営と現場、人とAI。
そのあいだをつなぎ、変革に伴走する。

JDXが定義する「AIコーディネータ」は、自社の経営課題や地域課題を深く理解し、 戦略立案から現場への定着までを一貫して伴走支援する人材です。

経営層と現場、あるいは自組織と外部のAIベンダーとのあいだに立ち、 双方の言葉を翻訳し、調整する——いわば「橋渡し役」です。

特定の技術領域を極めるスペシャリストではない

経営層と現場・組織の内外、双方の言葉を翻訳する

戦略立案から現場への定着まで一貫して伴走する

経営層 経営課題・戦略 現場 業務・定着 自組織 社内・庁内 外部AIベンダー 技術・サービス AIコーディネータ 双方の言葉を翻訳・調整

経営層と現場、自組織と外部ベンダー。その「あいだ」に立つのがAIコーディネータ。

求められる4つの力

技術の目利きだけではない、
「変革を進める」ための力。

  1. 01

    業務を組み立て直し、関係者を巻き込みながら変革を進める ビジネスデザイン・チェンジマネジメント

    業務プロセスを再設計し、部署をまたぐ関係者を巻き込みながら変革を前に進めるファシリテーションの力。

  2. 02

    AIの得意・不得意を見極め、データの扱い方を導く テクノロジー理解・データマネジメント

    技術の特性を理解したうえで、自組織のデータをどう整え、どう活かすかを判断する力。

  3. 03

    リスクとリターンのバランスを取りながら、ルールを設計する AIガバナンス・コンプライアンス

    リスクを避けるだけでなく、得られる成果との釣り合いを見ながら組織のルールをつくる力。

  4. 04

    組織全体のAIリテラシーを底上げし、学び続ける現場をつくる 人材育成・リテラシー啓発

    現場が自発的に学び続ける状態をつくり、一部の人だけが使える状況を脱する力。

認定方法とレベル設計

暗記ではなく、
設計力と実装力を確かめる。

確かめるのは、暗記した知識ではなく、課題を整理して打ち手まで設計する力。4つの段階で確認します。 認定の過程で作るのは、課題定義・業務マップ・役割分担表・KPI・ロードマップ。いずれも実務でそのまま使う成果物です。

  1. 01

    知識確認AI・データ・リスクの基礎リテラシー

  2. 02

    ケース課題課題定義と打ち手を短時間で整理

  3. 03

    設計書提出As-Is / To-Be・役割分担・KPIを提出

  4. 04

    発表・面談設計の根拠と推進力を確認

認定レベル(3段階)

  1. Basic

    小規模業務の整理ができる

    部門の業務改善を自分で設計できる段階。「小規模」は組織の規模ではなく、業務の単位のこと。自治体や大企業でも、部門の業務を分析し(As-Is)、あるべき姿(To-Be)とのギャップから問題を見つけ、打ち手を立てるところまでを指します。

  2. Advanced

    業務再設計とKPI設計ができる

    業務改善やAI導入で、実際に成果を出している段階。

  3. Professional

    導入・定着まで伴走できる

    他の組織への支援(コンサルティング)や研修講師も担う段階。Basic対応研修の講師は、Professional認定者が務める形を目指します。

※レベル設計の詳細は、2026年11月12日の正式発表に向けて調整中です。

今後の進め方

構想発表から、制度の正式発表まで。

  1. 2026年7月22日(水)15:30–15:55

    構想発表|日本DX大賞2026サミット&アワード

    セッション「AIコーディネータ構想、初公開—AI前提の組織づくりを担う人材とは」に 代表理事の森戸裕一が登壇し、制度の狙いと構想を発表しました。

    発表済み
  2. 2026年 夏–秋

    実務家ヒアリング・スキル要件の体系化

    CAIO(最高AI責任者)補佐官や組織改革コンサルタントなど、AI前提の組織づくりを 牽引する実務家への個別ヒアリングを重ね、実際の活動内容から認定要件を抽出します。 趣旨に賛同いただける実務家を「先行認定者」として迎える準備も進めています。

  3. 2026年11月12日(木)

    制度詳細・第一期認定者の正式発表|日本AI大賞

    AI & Security Summit 2026 内で開催する『日本AI大賞』にて、制度の詳細と第一期認定者を正式に発表します。

代表理事メッセージ

AIを導入して終わりにするのではなく、AIと一緒に働き方そのものを変えていく。 ここが一番難しく、一番人間くさいところだと思います。 技術の話だけでなく、現場と経営の両方が分かり、変革に最後まで伴走できる人を、 私たちは「AIコーディネータ」として育てていきたいと考えています。

森戸 裕一一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会 代表理事

制度の詳細は、
11月12日の日本AI大賞で。

AI & Security Summit 2026 内で開催する『日本AI大賞』(2026年11月12日)で、 制度の詳細と第一期認定者を発表します。 研修や認定についてのご相談は、メールでお問い合わせください。